売り手市場だから企業努力も必要～内定者研修の実施～
就職市場は、景気回復に伴う求人増で、大学生の就職戦線は売り手市場が鮮明になっています。
さらには就職活動中の学生の間では「大手志向」が強まっており、
中小企業は苦しい闘いを強いられています。
日経新聞には、こんな記事も。
４月下旬に合同企業説明会に参加した川崎市のビルメンテナンス会社は
６時間呼び込みを続けたが、ブースを訪れた学生は18人。
担当者は「小さな合同説明会にも大手が来るので、学生をみんな持って行ってしまう。
椅子に座ってもらうのも大変」と嘆いていた。
中小企業が採用に苦戦し、やっと確保した内定者。
しかし、内定のお断りの連絡が後を絶たず、10人内定を出し、
結局決まったのは2人しかいないという状況も多々あるようです。
内定者を本採用に向けて確保をしたい。ということで、あらゆる戦略をとっているところもあります。
もちろん採用時は、会社の理念やビジョン、想いに共感し、ここで働きたい！と思ってもらうことはマストなことです。
しかし、時間の経過と共に人の気持ちは動いてしまうこともあります。
共感した時の気持ちが薄らぎ
他社の誘惑に心移りがあり
周りの友人と内定先の話をして比較し、
改めて将来について考え込む
という状況になり、売り手市場であるからこそ、
他の企業に行ってしまうことも大いに考えられます。
そこで、内定者向けの研修を実施することはとても価値のあることだと思うのです。
グループワーク、ディスカッションを中心に実施することで以下の効果が期待できます。
- 内定者同士や企業側との絆を深めることができる。
- 同期や先輩と仲間意識を持てたら入社する楽しみも増える。
- 尊敬できる先輩に出会えたら、「先輩にみたいになりたい」と明確な希望が持てる。
- 学ぶことが楽しいと思えたら、成長率が加速する。
- 研修という自己研磨の時間があることで、福利厚生の充実化を実感し、喜びに繋がる。
内定者は最大の顧客です。
顧客に希望や喜び、わくわくする気持ち、また安心して働けることを
アピールし続ける企業努力も必要な時代ですね。
内定者研修に興味がある方は弊社ホームページのお問い合わせよりご連絡ください。
