トレーナーに求められるコミュニケーション能力とは
昨日、OJTトレーナー育成研修を実施しました。
「知る」から「できる」を目指し、ロールプレイングを中心とした内容です。
開催目的は、
・トレーナーを育て、新人の定着率を向上させる
・教える技術を習得することで、新人の早期即戦力を目指す
・トレーナーが新人のメンターになり、相乗効果をもたらす
あなたが新人だった頃、どのようにお仕事を教えてもらいましたか?
メンターとなる先輩や上司はいましたか?
私は、研修や教育環境が行き届いている職場ではありませんでしたが、
業務知識の叩き込み研修は数週間ありました。
やる気に満ち溢れていた新人の頃、その数週間に渡る研修を受けていると、
「わからない」「覚えられない」「不安」「膨大すぎて無理」
というように、徐々に気分が落ち込んでいったのを、今でも鮮明に覚えています。
あらゆる苦難を乗り越え、私が教育担当、グループリーダーまでに成長できたのは、
何でも相談できる上司がいたからです。
上司は、私の「泣き言」を、泣き言などとは言わず、いつも私を受け止め、認め、承認してくれていたのです。
徹底的な傾聴、アドバイス止まりではないフォロー、「できる」と信じてくれた
上司がいたからこそ、今があるのだと感謝しています。
効果的に、新人を教育することは、時間やメンタルの負荷がお互いに軽減されます。
また、お互いを知るためのコミュニケーションの時間も増え、早い段階で信頼関係を
構築することができます。
新人が、この会社で働き続けたいと思うかどうかは、
トレーナーのスキルと人柄が大きく左右します。
この時期に必要な従業員教育は、来年の新入社員が入社する前に
「トレーナーを育てる」ことです。
OJTトレーナー育成研修にご興味がある方は、是非お問い合わせください。