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人材育成を重視するワケ

なぜ人材育成を重視するのか、今回はこの理由をお話しようと思います。

それは、現代の市場環境を鑑みて、必要不可欠な要素だと考えたからです。

現代は「消費社会」とよばれるほど、

多くのモノやサービスが生産され、消費されています。

そして、企業を取り巻く環境は多くの競合との競争にさらされ、

年々厳しいものになってきています。

企業は従来のマーケティング、モノによる差別化、価格による差別化、

広告による差別化が非常に難しくなってきました。

こうした環境下で、競争上、企業に求められるものは、

他社にマネができない知識や財産、戦略です。

ブラックボックスとも言い換えることができるでしょう。

かつてブラックボックスと言えば、

商品に搭載された技術を指すことが多かったように思います。

しかし、技術が進歩し続ける現代においては、

販売開始と共に分解、研究され、すぐに模倣されてしまうのが現実です。

そこで他社にマネができないものとして考えられるようになってきたのが、

形がなく、さらに構築するのに時間を要するような知識や

ブランド、イメージ、そしてサービス、人材といった財産です。

取り分け人材という財産は、

育成するために多くの労力を要する反面、

企業に非常に大きな効果をもたらすと考えています。

上述のブランドやイメージなどは、

宣伝広告でも向上されるものと考えられますが、

特にBtoCの販売現場においては、人対人のやりとりがほとんどとなります。

そのため、接客された時の印象や態度が、

ブランドやイメージに及ぼす影響の大きさは言うまでもありません。

さらにそうしたイメージは購入時だけではなく、

購入後のアフターサービスなどの満足度にも影響されます。

現代の競争社会において「買って終わり」の商売はないと言っていいでしょう。

如何にお客様にまた来ていただくか、リピートしていただくか、ご友人を紹介していただくか、

そういった視点でも人材がもたらす影響は大きいのです。

長期的に模倣不可能な優位性を手に入れる、私たちはそれが人材育成にあると

考えています。

そのため、当社の研修では、

基本的なマナーを中心としたものから、社内での人材育成に主眼を置いたもの、

セールススキルを向上させるもの、クレームを満足に変えるものなど、

「人」に重点を置いています。

人材の育成は、一筋縄ではいかないのが実際です。

ですが、それが確かなものとなれば、あらゆる競合に打ち勝つことができる

長期的な優位をもたらすことは間違いありません。


マーケティング担当より